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西洋医学的に障害やケガを診察、診断する手段として「徒手臨床検査法」を用いています。
体のどの部位が、どの程度障害され、予後はどうか等の判断を検査機器を使わずに、術者の手だけで行うテスト法です。
検査機器の使用が許されていない鍼灸院にとって重要な診察手段であり、臨床経験豊富な院長の手にかかると、だいたいの障害部位
の特定が可能です。
障害部位に軽いストレスをかけ、良い側との動きを比較してみたり、知覚や反射をチェックしたりします。
勿論、重篤な疾患が疑われる場合は、専門医療機関へ紹介させて頂いております。 |

体の不調や痛みを生じさせる原因の一つに、その患者の骨格的な異常や悪い動作の習慣等が挙げられます。患者をすぐベッドに寝かせてしまうのではなく、じっくり患者の体の特徴を観察することを重要視しています。
「O脚がひどくないか」、「偏平足はないか」、「片方の肩が極端に下がっていないか」等に加え、時には歩行やジョギングフォームまでチェックすることもしばしば。座っていて腰が痛むのなら、その時の座り方を。ボールを投げて肩が痛むのならその投げ方を再現させてみる事も重要な診察であると考え、痛みの本当の原因を出来るだけ追求していく姿勢を持ち続けようと努力しています。 |

当院で用いる東洋医学的検査法の「経絡テスト法」(福岡大学向野義人教授考案)は、実際に身体のどの部分が障害されていて、どこのツボを選んだらよいのか念入りに調べていくテスト法であります。
ただやみくもに治療に用いるツボを決めるのではなく、このテスト法を用いて痛みを誘発させる動きを分析し、治療すべき経絡や治療ポイントであるツボを容易にかつ迅速に見つけ出していきます。
痛みや張り感があって動かせなかった関節も、このテスト法で厳選したツボを軽く刺激するだけで、大きく動く範囲が変化し、痛みも消失するのです。
「経絡」という身体全体にすみずみにわたって分布するツボの連絡系路との関連を意識して治療を行うと、極めて顕著な治療効果
を得ることができるのです。 |

当院で使用する「はり」は、すべて使い捨てのディスポーザブル鍼で、その直径は0.16mmというこれ以上細いものは無いという極細のものを好んで使っています。
その理由は「痛くない」という事と、細いはりは「繊細な治療が出来る」からであります。初診時にはりを怖がる人がいますが、実際受けてみると、あまりにも痛くないのに拍子抜けしてしまうようです。
はり治療は血も出なければ全く痛くありませんのでご安心下さい。ツボに数ミリ刺入するだけで、充分効果
があるのです。
「温灸」は数種類を部位や症状によって使い分けています。
1.熱を感じた時に取り除くタイプの物
2.棒状の温灸で、近づけたり離したりするタイプの物
3.電子温灸器といって機械が1/fリズムで断続的に温熱を加える物
4.直接もぐさの灸を半米粒大にして行う物
以上の温灸はいずれも跡にはならず、冷え症の人には極楽ともいえる快感を与えます。
はりにははりの、温灸には温灸ならではの長所があり、双方を組み合わせ理想的な治療を提供しております。 |

一連の治療が終わった後に、どの程度の効果があったか知る上での最終チェックを行います。
診察時に引っ掛ったテスト法を再度行ってみて比較をします。その際、追加的処置が必要と判断した場合は、ポイントを絞り込んで刺激過剰にならない程度で付加治療を施す事もありますが、「何事も8分目」をモットーとしておりますので、ちょうど良い状態で治療を仕上げていきます。
また固定やテーピングなどが必要な場合は、そのやり方を解説、ご指導しながら施術していきます。更に、「置き鍼」と云って、必要なツボに1mm程度のはりをテープで貼布し数日間留めておくテクニックもあるのですが、これもかなり有効で、最後の仕上げに当院では多用しております。
この様に全ての過程が終了したところで予後を判定し、その後の治療予定をご本人と相談の上で決定しております。 |
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